2004年7月


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04年7月11日(日)

 とんでもなくお久しぶりです。クリカニ終わってからPS2「機神咆吼 デモンベイン」にハマり狂う日々が続いておりましたが…、

 あかんです。クリカニ会場で蘭亭カントクから一部のパーツを 戴きました 「サイバーゼロ・ファンタズムビースト」ガレキのかっこよさが、 まだゲーム途中の段階というのにわっしに「造形しろ〜、造形しろ 〜」と囁きかける…わっしを操ろうという電波を発するなんて、 なんて危険なパーツなんだ(怖わっ)!

 ともあれ、戴きましたパーツは頭、胴体、そして九九式破甲刀の 三つ…このパーツに手足を付けるべく、流用パーツとプラ板、 ポリキャップをいじり始めました。

 ああ、2週間ぶりに模型いじり始めたら、手が喜んでいる手が喜んでいる ! ともあれ、先月まで作っていた可変戦闘機モドキはまだしばらく 制作中断であります。



04年7月12日(月)

 昨日に引き続きサイバーゼロの四肢を造っていきます。基本的に 各部のブロックは流用パーツから、間接をプラ板とポリキャップで 造るというオーソドックスな流用パーツ造形です。

 さて、ここまで造って、流用パーツあてクイズを兼ねて画像撮影 しようとデジカメを手に取りましたが…、

デジカメ逝かれました。

 …まあ、思い起こせば2年前、ホームページ開設準備に併せて ネットオークションで5千円で入手したブツ。画素数25万、2年間の 時代の流れとともに携帯電話内蔵のカメラにさえ性能を出し抜かれた 寂しい寂しいブツなれど…、

 共に愛のため戦い忘れた人のため、血の大河を涙で渡り、死の荒野を 夢見て走ってきた戦機、2年間で撮り続けてきた画像は、ホームページ 未使用のものとか含めて数百枚。 5千円取り戻してるよね完全に取り戻した上にお釣りどころか ボーナスだって付いちゃったよね。

 おぉお戦場を駆け抜けた電脳戦機の真っ赤な青春! これでしばらく ホームページ更新しても画像無しという寂しい状況 というか、給料が出たらさっそくまたネットオークションにGO! です。 でもさっそく様子見に覗いてみたら、あぁあ凄く欲しい出物が今日までの 締め切りで(泣)!

 ともあれ、2年間共に戦い抜いた戦友に敬礼であります。なんとか 早めに新しい撮影機器を準備したいでありますです。



04年7月13日(火)

 全国ニュースが流れていますが、いやあ、地元が 大変なことになってしまいました。

 今年は空梅雨だと思ったら、いやあ、一気にまとめて来てしまったですよ。 幸い自分が住んでる土地は河岸段丘の中腹といった場所なので河川の氾濫 などは大丈夫。洪水に部屋の中の萌えグッズが流され、必死で泳ぎながら 拾い集める姿を避難するご近所の住民に見られる…という事態は回避 できましたです。

 まあ、こんな軽口が叩けるのも自分が安全な位置にいるという ずるい感情故なんですが、同じ職場の中には自宅が床上浸水の被害に 遭って、現在も避難中という方もいらっしゃいまして…。

 週間予報を見ると、まだ当分こちらの地方の大雨は続く様子。 ともあれ今回被害に遭われた皆様すべてにお見舞い申し上げますと共に、 一刻も早く元の生活に戻れるよう祈っております。

 さて…なんとなく不謹慎な思いも胸に働きますが、部屋の外を叩き付ける 雨音をBGMに作業は続けます。 昨日までで四肢を構成する部分というかムーバブル・フレームの 状態までには出来ましたので、外装の流用パーツの貼り付けを始めました。



04年7月14日(水)

 作業中です。足首を、流用パーツを基部にプラ板で作り始めました。

 ここも全部流用パーツで造ったほうが早いんだけど、イメージに合う パーツがない場合、最初から自分で全部造ったほうが早い場合もあるので。



04年7月15日(木)

 昨日に引き続き足首のプラ板組み作業。あと背のブースターもこれまた 流用パーツで作り始めました。

 グチってもしょうがないけれど、こうした作業経過を画像記録で残せない というのがちょっと寂しいところ…。
 まあ実際、作業途中段階を画像越しに見て、「あれ、ここはああした ほうがいいんじゃない?」と気付くことも少なくないもんで。



04年7月17日(土)

 昨日は飲み会だの地元で洪水だのでサボり。いえ今日も雨は降り続いて おりまして、また川から水が溢れんばかりの勢いであります。

 作業はともかくバタバタと。手首をエポキシパテで造り、背のブースター も接続し、全身流用パーツ貼り付け。今が、造っていて一番楽しい工程 であります。あとは明日中に、基本的なパーツを揃える作業は終了させたい もんです。



04年7月18日(日)

 本日の天気はそこそこ曇り。どうにかウチの県の集中豪雨はひとまず 終息の兆しを見せ始めましたが、今度は福井県で…。
 なんとも天災続きではありますが、報道はそんなことより北朝の拉致家族 の皆さんの“来日”のほうが一大事らしくて…飛行機付いてから乗った 車を追いかけるのがそんなに重大なんですかね? そんなことより 福井県の皆さんのために避難所情報、公共機関使用のお知らせ、 災害復旧ボランティア募集要項だのをきちんと放送しろよと思いますが。

 作業のほうは今日も流用パーツ貼り…ともかく流用パーツによる作業は 本日が最後ですたぶん。



04年7月19日(月)

 さて、作業はいよいよ最終段階。全身に細かく切ったプラ板貼って ニセディテール造り。プラ板部分、エポパテ部分、流用パーツ部分と 隈無く貼っていって、各マテリアル部分の差違をなるだけ均一に 見せようという手法であります。

 まあ、なんだかんだでディテール付け終了。いよいよ塗装直前と なりました。

 しかし…とうとう新デジカメが間に合わなかったというか、制作途中 段階の画がとうとう1枚も残せないなんとも寂しい制作日誌となりました が、まあ完成品の出来を持って今回の記録の成果とすることにします。 頭部、胴体及び武器の原型を造られた蘭亭紅男スーパー特殊映像監督 をして 「なんじゃこりゃあっ!? わたなべっ、てめー死ね!!」 といういじり方をしておりますので(にやり)。では、新話 「ザンサイバーVSサイバーゼロ」とともに、完成品発表をどうぞ お楽しみに(いつになることやら)。



04年7月20日(火)

新デジカメ来ターーー!



そういう訳で、いよいよまた画像天国へと帰還することが出来るで あります。


 それで、これが本日の作業前の状態。ハイ見事なまでに流用パーツの 嵐! ちなみに関節部分はすべて自作とあいなりましたとさ。

 では、本日よりいよいよ塗装スタート。今回は単色塗りなので、下地 色も塗らずいきなり本体色を筆でベッタベタ塗りつけていきます。当然 水性ホビーカラーです。

(蛇足)
 今回オークションで5,390円(半端だ…)で競り落としたデジカメ、 機種名で検索してみたらちょうどいいページを見つけてしまいました。

Kodak DC215 Zoom

 ちなみに、うちに来たのは箱無し説明書無し、本体と15Mのコンパクト フラッシュとそのカードリーダーのみ。まあ機能についてはいおいおい 試していくとして、とりあえず造形系HPのための必須能力、 接写撮影の能力については概ね満足してます。



04年7月21日(水)

 そういうことで塗装中です。まだまだ新デジカメの機能アレコレを 試す段階ではないですな。



04年7月22日(木)

 単色をイッキでベタ塗りし、スミ入れ&ちょっとばかし汚し→ つや消しトップコート吹き。

  完成しちゃいましたです。なんだかなあ。

 ともあれ、いよいよ執筆準備に入ります。わしゃあわしの見たい ロボット物書いたるんじゃあうおりゃあっ(←気合注入)!



04年7月24日(土)

 模型完成の余韻に1日浸り、第13話、執筆開始です。



04年7月25日(日)

 暑いんじゃああっ!!

 このクソ暑いのに、扇風機以外の空調機器がない部屋になんか おられーん! そういうことでプール行ってきたり無意味に原チャリで 走り回ったりしましたが、いかーん、モノ書くのが進まーん!


 まあグチはともかく、どうにかWord分文章書き上がりました。もう 今日はここまで。

 えっ、オメガスプリームの国内販売が決定!? デカバイクロボ なんか買わないで金貯めるぜ!



04年7月26日(月)


 満を持して、第13話公開です。
 先にも書いた通り、元々蘭亭カントクから戴いたパーツがあまり に格好良く、わし版サイバーゼロを作りたかったというのがまず制作動機。 どうせだからザンサイバーと戦わせようというのが執筆動機であります。

 まあ ある意味そういう突発的な話ゆえ、とりあえず物語の隙間を 探してそこに登場させてみた訳です。時間軸的には、弦が指導者イオナと 邂逅した直後、西皇市へ赴く直前というあたりであります。

 あと今回、意識してまったく台詞を喋らせなかったキャラが約1名 おりますが、これは前回が前回なのでちょっと存在感を滲ませてみよう とかいう演出のつもり。自分的には「ファイヤーマン/地球はロボットの 墓場」演出(にやり)。いえあの域には遙かにほど遠いんですがね。

 それで今回、ある意味丁度いい契機になったのが新しいデジカメ (中古品)を購入したこと。これを機に、今回、初めて劇中の挿絵 として単純な切り抜き合成による加工画像を試みてみました。
 ハイもちろん、技術的に相当ショボいというのは自覚するところですが …いやしかし、コレは面白い! 気分はなんとなく狂四郎というか、 少年時代憧れていた特撮番組のスタッフというか。 まあ「デモンベイン」やって、ああいうビジュアル を自分のとこでもやれんもんかなというひとつの答えではありますが、 これは今後もイロイロ試してみたい手法ではあるです。もちろん、流石に 手間もそれなりにかかるので、そうそう多用できる訳じゃないんですがね …とりあえずの目標は、Ex-Sガンダム対Mk-Vのビームサーベル斬り合い (←世代人向けネタ)。

 さて、模型のほうはなんかカブいたパーツが胸のド真ん中に張り付いて やがりますが、これはXANN-CYBER=X、CYBER-0=0というイメージ から。まあ基本的に対となる機体という設定の記号みたいなもんです。 蘭亭カントクによると胸部の顔はモスゴジがイメージということで、 ではテレビに登場するにあたってえり巻き怪獣に…実際そんなあたりの 思いつきですが(苦笑)、ともあれ良いパーツの原型を作っていただいた 原型師蘭亭カントクに感謝であります。

 さて、PS2版「デモンベイン」や今回のサイバーゼロ造形で また俄然自分の中でのスパロボ熱が高まってまいりました。  元々の新話用メカもほぼ塗装前状態ということで、次回はまた、少しは 早めに公開できると思いますです。
 んでは、次回もどうぞよろしく。


豪雪地帯酒店・第二事業部はものをつくりたいすべての人々を 応援します。

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