2004年6月
表紙へ
04年6月1日(火)
6月です。いよいよ今月は毎回参加している造形イベント
クリエイターズ・カーニバルが開催されますです。前回
新作ガレキを開発しながらも都合で参加できなかったというのが
ありますので、今回はリベンジかけたいところであります。いえ
新作ガレキなんか開発してる余裕なかったんですけど(トホホ)。
(6月27日(日)、浅草橋、東京文具共和会館にて開催)
そんなこと言ってたら、このわざわざ上京でお金がかかるこの時期に
こういうものが…、
http://www.dvd.netyokocho.jp/animation/THD-90671/
…去年も「シャンゼリオン」出る時とカブったんだよなあ…。いいもん、
お知り合いの方からダビっていただいた全話分ビデオであるもん(泣)。
さて作業の方は、変形のための機首折りたたみギミックを作り
始めました。(♪おーとーこーのーこーならー正しーくーつーよーくー)
04年6月2日(水)
エポキシパテで頭の基礎を作り、昨日からの機首折りたたみギミック
を作ってしまいます。
肩のはし箱はとりあえず無しにしました。案外シルエット的に
面白くならなかったのと、結局パーツとして重いから。飛行形態、
このまま主翼付けるだけでゴッドバードやウェイブライダーっぽい
とか悦に入ってますが、さてどうしましょ?
04年6月3日(木)
エポキシパテ製の頭をカリコリ削りはじめたり、そろそろ流用パーツ
を貼っていったり。
今回、変形のための基礎部分は昨日の段階で全部出来てるような物
なので、後は楽勝の流用パーツ造形になるはず。
04年6月4日(金)
流用パーツ貼り付け。肩に付けるブースターも、結局流用パーツ
造形にすることにしました。そういうことでまたポリキャップ
仕込んだり。
相変わらず作業の合間に「スパロボMX」を進めていますが、
重慶でグン・ジェム隊が出てきた時物凄く新鮮な気分で戦えて
しまった…。そうなんですよ、最近のアニメはこうした行動様式や
外見からして
悪役以外の何者でもない奴等ってのがほとんどいなくなって
しまったのですよ…。「ドラグナー」の路線変更の象徴みたいな
悪印象を持たれがちなグン・ジェム隊も、「スパロボ」に登場するに
至ってはもはや非常に魅力的な悪役であります。「SEED」
にもこういう、下品にて粗暴にて筋肉にてヤクザな奴等がひと組
出てきて、ゲヒゲヒ笑いながらキラ駆る
ストライクをいたぶったりすれば、もっと面白い番組になったんじゃ
ないかとか(苦笑)。ともかく現行アニメで、最強の悪の権化として
「スーパーリンク」のガルバトロン様には、ワガママ意のままぶりを
もっと発揮して頑張ってもらいたいですな。
04年6月5日(土)
肩のブースター制作中。ちょっと面白い形になってきました(にやり)。
天気がいいので、助手席にツレ乗せてドライブです。いえお母ん
なんですが。車で30分かかる、郊外の大型店まで。
まあ、去年の入院騒ぎから元気になったなと思えば荷物持ちぐらい
は親孝行のうちですが、ちょっと別行動の間にオモチャ売り場を覗き、
ワゴンセールでキラーオーが二千円になってるのを見て欲しくなったり。
所詮エエ年こいたオモチャ好きなんて、心の底から親孝行なんて
できるわけないのね…ワゴンが出てる間に今度店にひとりで行こう
とか考えたり(母ちゃんゴメンよぉっ!)。
04年6月6日(日)
地元産業まつりに小学校の運動会に近所の飲み屋のマジ全焼(ヲイ)
で、本日は作業する暇なし。そういうことで昨日までの画像です。
そういうことで、今後は流用パーツの加工が中心。なるだけ早く
終わらせたいです。
04年6月7日(月)
昨日までの画像を見て、とにかくこのままでは立たせる時「
よっこらしょ」体勢でえれー大変そうなので、人型形態時背中に回る
機首部分を流用パーツ貼り付けで延長しました。ハイこれで、人型の
時に三点接地で背筋がきちんと伸びたまま立ちポーズになるというか
…
人型ロボを作る上でなんとなく敗北って気がしないでもないですが。
あと、パーツにエポキシパテ盛ったり。
04年6月8日(火)
昨日盛り付けたエポキシパテを削って形を均したり、飛行形態時
に両翼のブースターをロックする機構を作ったり。
基本工作はもうこのぐらいにしておいて、明日あたりパーツの
ヤスリ掛け→キズ消しのタミヤパテ盛りとやっていきます。そろそろ
終わり見えてきたぁー…。
04年6月9日(水)
昨日書いたとおり、パーツへのヤスリ掛けとタミヤパテ塗布。まあ
これから先は地獄のペーパー掛けですが…(ウゥ)。
04年6月10日(木)
地獄のペーパー掛け開始。240番の耐水ペーパーでひたすらタミヤパテ
を削り落とし、さらに400番をかけたところで今日はここまで。
ああ、毎日毎日地味ぃ作業…こういうとき書く日誌が一番つまらん
(トホホ)。
04年6月11日(金)
「押忍先輩! ついに我等が司令官のプラモが発売されたであります」
「カバヤの食玩という形でなく、本格的なプラキットとしての発売は
『トランスフォーマー』20年やってて初めてのことだな。まずは
めでたい」
「言っちゃなんですが、思ったより小っせえであります」
「そりゃーお前価格分の妥当なサイズと見るべきだよ。だが
このサイズで、司令官の最大のプレイバリューたるグランドクロス
をきっちり再現できるのは凄く偉い。ドリル腕もできるしな」
「司令官本体の車モードへのトランスフォーム、銃からのオハジキ
方式によるBB弾の発射と、まさに“遊べるプラモ”という側面は
大きいであります」
「これは、かつて『ワタル』シリーズとかでの発売形態だった
プラクションシリーズの後継者と見るべきなんだろうな。素材も
スチロール樹脂じゃなくてABSだし、きちんと塗装とか
継ぎ目消しとかして仕上げるにはABS用接着剤が必須だ」
「でもABS製ということは、間接の緩みとかあんまり気にしないで
いいであります。要所要所にはポリキャップも使ってるし、お子さんの
初挑戦プラモにするにも、キャラクター的に丁度いいモノと思う
であります」
「たーだーしー、
模型としての明確な弱点にも黙るつもりはないぞ。まず肩の
ポリキャップのはめ込み部分が外れやすく、すぐ肩の付け根が
ガタガタになる」
「対象年齢6歳以上とはいえ、年少モデラーには直しにくい
部分であります」
「これはプラ板と瞬間接着剤があれば簡単に直せる部分なので、年少
モデラーのみんなにもぜひ初めてのプラモ改造として挑戦してほしいところだ」
「あと、付録漫画を故『スーパーロボットマガジン』でトランス漫画
描いてた津島直人氏が描いてるであります」
「なんとなく懐かしい名前に会ったような気がしてな、気になって
検索してみたら「少年ガンガン」とか「コミックボンボン」とかの
年少世代向け漫画誌でキャリアを重ねてきた人らしい。可愛い
女の子が脱いだりコビ売ってりゃ支持する読者がいるヲタ向け
漫画誌出身の漫画家と違って、好き嫌いをハッキリ言うシビアな
お子さん読者を相手に相手に鍛えてきた人だ。こういう人は熱い漫画を描くぞ。お子さん読者を引っ張る
パワーがなきゃやっていけないところで頑張ってる漫画家はな」
「押忍、『ミクロマン』の森藤よしひろ先生や松本久志先生みたいに、
タカラオフィシャル漫画家として育ってほしいもんであります」
(兄貴とバカ話で盛り上がれるのは自分だけの特権だったのに…)
(憎い! あのゴツゴツ頭が憎い…!)
★つづく★
さて、そういうことでコンビニであっさりゲットしたプラモに
ホクホクですが、同じコンビニで売ってた、アイちゃん温泉フィギュア
で全国のトランスファンの
総スカンを喰らった海洋堂のトランス食玩、「世界の艦船2」と
並んで全然売れてねえでやんの(ざまあみろ)。でもタイムスリップ
グリコ/鉄人編はどこでも買えない…もううちの地方でも出てる
はずなのに(泣)。
さて、作業のほうは800番のペーパー掛け。これであとは多少の
ディテール付けと塗装で完成とあいなりますが…、
明日から、月末に出るクリカニ向け作品作るので、しばらく
こちらの作業も休止となります。
いやー…計画としては、今日明日あたりで新話と併せて堂々作品
公開のはずだったんですが、またも作業がダラけてしまいました
すんまそーん! 下手すればこちらの作業再開は来月以降となりますが、
その分クリカニ向け作品では精魂込めさせていただきますです。
さて、次回わたなべの出没場所は6月27日(日)、浅草橋、
文具共和会館
「第18回クリエイターズ・カーニバル」
となります。では、プラコン向け作品と共に浅草橋で会いましょう。
豪雪地帯酒店・第二事業部はものをつくりたいすべての人々を
応援します。
表紙へ