2004年5月


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04年5月1日(土)

 激しく塗装中です。この調子で行けば、もうすぐシナリオ執筆に 入れるはず。入りたいなあ。



04年5月2日(日)

  一体目の基本塗装、終了しました。そういうことで もう一体の塗装に集中します。
 はい、別に今まで 一体だけ作ってましたなんてひと言も言ってないです(にやり)。



04年5月3日(月)

 お休みなので、1日お出掛けもせずにせっせとスミ入れしました。 お天気がいいうちにつや消しスプレー吹きました。

 本編第11話、書き始めました。書き上がるといいなあ。



04年5月4日(火)

 お休みです。全国で大雨です。みなさん元気でお過ごしでしょうか?  すみません僕はもう駄目です。

 そういうことで、出かける用事もなく1日Word入力です。今、なんか 自分に神様が降りてきてるような気がします(←いい感じでトリップ中)



04年5月5日(水)

 皆様、どうも半年ぶりでございます。やっとのことで本編 書き上がりました。一挙2話分です。いえ書き出したら、あまりと言えば あんまりに分量が膨れあがり、急遽前後編に分けたと…期せずに 「キル・ビル」みたいなことしちまったですよ(汗)。
 雰囲気的に最終回っぽい終わり方になってますが、いえとんでもない、 まだ話は続くのですよ。やっとのことで変形できる主役メカの 模型が完成しましたので、本格的に大暴れさせるのはこれからです。 また長ったらしくてまだるっこしい話が今後も続きますが、 よろしかったらまたしばらくお付き合いのほどお願いします。

 いやはやそれにしても、なんともごった煮的な内容になっちまったと いうか…「1話分で済む話をわざわざ2話分かけて作ってる」 とはまさにこのことです(泣)。結局自分の書きたいことを、 バッサリとカットできる意気地がないとこんなんが仕上がります。

「ああなんやなんやこの長ったらしいセリフは? 読者の方が読んで くれなきゃ意味あらへん、カットやカット!」
「ひっ、ひええっ!」
「こんな長ったらしいシーンなんかいらん! 丸ごとカットしてまえ!」
「そ、そこを切られたら物語のテーマがぁ〜〜〜」
「アホーッ! 読者の方はこんな伏線いちいち覚えてられんわい!  自己満足でダラダラした話書いとるんやない! 劇場版「ラーゼフォン 」の思い切ったバッサリぶりを見習わんかいっ!」
「ぱぎゅう〜〜〜っ!」

 …と、こういう自己葛藤はしたつもりなんですが(泣)。 ともあれ振った伏線、広げまくった風呂敷、きちんと最終回までには 畳むつもりでおりますので、改めてどうぞよろしく。

 よっしゃ、大仕事終えたし、これで明日からまたしばらくギャルゲー三昧の日々に突入できるです! でも 「CLANNAD」はまだ遊べない…いえ3ヶ月前に購入して放置状態 だった「Fate」があるじゃーないか! やっとのことでインストール できる…ではまた、模型作りたいモードになったら再開するです。



 …あと、「事業記録Xファイル」のほうも、なにげに大幅更新 (ザンサイバーの「詳細機体概要」も含めて)してますので どうぞよろしく。

(ちょっとだけフォロー画像)




 肩装甲は、腕の可動を妨げないよう動いたりするです。



04年5月15日(土)


「押忍先輩! 自分、先輩に憧れて先輩と同じ部隊を志願してきました ! 今後ともよろしくお願いします!」
「フッ、なかなか可愛いコト抜かすじゃねえか。まあよかろう」
「ところで先輩、さっそくですが立ち位置がなんか某タイガー道場 みたいであります!」
「いいんだよ、ウチのパソコンのデスクトップもいま某タイガー道場に なってんだからよ」



「ホントだー」
「骨休み期間の間『Fate』を堪能し尽くしてなあ…某タイガー道場 40ヶ所完全制覇も成し遂げたぞ」
「つまり、ゲーム中40回死んで、その度セーブポイントから やり直したと…」

(注:某タイガー道場…「Fate」でバッドエンド後に 行ける鉄拳制裁ヒントコーナー。全部で40ヶ所ある)

「さて『Fate』…。ネットで他の人のレビューとか見てみると、案外と いうかあえてというかみんな「仮面ライダー龍騎」との類似性には口を 閉ざして触れないでいるな」
「そりゃあえて類似作品の名前を挙げて、自分が軽く見られたくないと いう気持ちはみんなあると思うであります! そもそも『Fate』の 原作はシナリオライターの方が10年前に書かれた物だそうだし、 あっちが先に世に出てしまったというだけの話なんだから、 人に何言われようと堂々と胸を張っていれば宜しいであります!」
「まあ、同ネタを扱ってしまった作品の宿命として、キャラクターが被りまくってるのは仕方ないところ だろう」
「お人好しな正義漢の主人公、王蛇みたいな最強唯我独尊キャラもいるし ガイみたいな引っかき回し役もいるし、もちろん神崎士郎っぽい 牽引役キャラに、ナイトみたいな結果的に主人公と因縁で結ばれる奴も いるであります。吾郎ちゃんみたいな漢気キャラもいるのは素直に 嬉しいであります」
「普通にプレイすれば4、50時間平気でかかる長い長いシナリオ中、 どのキャラにも必ず手に汗握る見せ場が用意されてるあたりは素直に 賞賛ポイント。俺的に漢気キャラはアーチャーとバーサーカーだ」
「『月姫』のメーカー、タイプムーン作品らしく、殺伐した世界観の中 で大真面目にキャラクターを“ボケさせる”ことで、物語の緩衝剤と すると共に、ユーザーの脳内にてキャラに魅力的な 存在感を持たせ、世界観に幅を持たせるという手法はもはや伝統芸 であります」
「アニメ版『真月譚月姫』は、話を大真面目に描こうとするあまり その“最高の魅力”をわざわざ封じちまっているんだよな…」
「ここからほんの若干ネタバレのため反転であります。「龍騎」の結末がリセットというあたかも“幸福な過去への 逃避”であったことを認めるのならば、救いなき戦いの果て、幾多の 犠牲、愛する者との別れを経て、主人公が“先が辛かろうと自身の罪と 苦闘を否定しない、勇気ある未来”へと進むのを 描ききったエンディングには 素直に感動したであります。パソコンに高スペックを要求する 激しい画面エフェクト演出といい伝奇アクションとしての物語 の完成度の高さといい、そしてもちろん幾多の魅力的なキャラ 達も併せて、自分にとってはもはや今年のベストゲー候補 であります」
「うむ、よく言った。お前見どころあるぞ」
「押忍、ありがとうございます! ところで先輩、

結局今日は何の作業したんでありますか?」

「うむ基本的には12話の加筆だ。

★ガイオーマ対魔王骸のシチュエーション
★あんな大人しそうな顔して実は三枝博士ったら××使い…きゃっ♪

というのをそれぞれ追加した。魔王骸については、まがりなりにも 『電撃ホビーマガジン』に投稿が載ったメカだから、もうちょっと アクションを追加しようと思い立った訳だ。三枝博士については、 実は今後ヒロイン、遮那の直接的なライバルキャラにあててヒロインのキャラを浮かび上がらせようと言う魂胆 だな」
「ヒロインのクセして、とてつもなく地味キャラですからねえ…」
「とにかくロボットさえ暴れ回ればいいと自分で思ってるところ あるからなあ…まあ、今後も石井輝男監督映画いっぱい見て、話の作り方の 勉強だな」
「…なんか、どんどん偏るだけのような気が…まあともかく、 明日からまた造形の日々でありますか?」
「いや買い溜めギャルゲーまた片付ける
「だから『CLANNAD』はまだ当分遊べないであります…」



04年5月26日(水)


「押忍先輩! また某タイガー道場風でありますか!?」
「気に入ってるからいいんだよ。んじゃチャッチャとやるぞ、この 11日間作業しないで終わらせた買い溜め中古ゲーな」
「別に誰も聞きたかないと思うであります!」
「んじゃまず、それぞれ漱石さん1枚で買えた過去の名作シリーズ〜」
「(無視かよ!?)」
「まずは『雫』(リーフ)」
「おおっ、その筋の人にとっては古典中の古典でありますか!?」
「うむ、 大槻ケンヂ兄貴の『新興宗教オモイデ教』。以上、次!」
「早っ!」
「だってよー、要するに電波能力を持った主人公と敵の超能力電波 合戦じゃん。尺も短いから平日2日で終わっちゃったし、『Fate』 なんてボリューム圧倒的すぎるのをやった後じゃ、なんか物足りなくて さあ…」
「先輩ぶっちゃけすぎであります! それに最近になってリニューアル 版だって出たし、古典的名作として認知されてる作品としてそれなりの 敬意を払うべきであります」
「おまけシナリオが本編以上におもろかった。少年×ャンプ世代直撃の ネタの数々がたまりませんでした。じゃホントに次いっていい?」
「どっかで悪口言われそー…」

「んで次が『MOON.』(タクティクス)」
「うお!? 『Kanon』などKey作品のスタッフが、これまた前世紀末に 開発した古典中の古典!?」
自己啓発セミナーRPG。プレイヤーに痛みを伴わせる陰鬱な 物語で引っ張りつつ、終局的には母子の愛情をテーマに 持っていくあたり、ラストに至って救済的な感動を得られたりも するんだけど… 『ONE』、『Kanon』、『AIR』といった作品群をやる前に プレイしたかったと後悔が働く…さすがにこれら以前の作品 として、ぶっちゃけ見劣りっぽい部分を多々感じざるを得なくてなあ …」
「ある意味わがままながっかりであります」
「地下20階までの地下通路でマヂ気ィ狂いそうになったのと、あと ついでに、さすがに95時代のゲームだけに見事にXP未対応でな、 油断するとすぐ画面が落ちる。こまめなセーブをしないとすげー泣きを 見る。ともあれ次!」
「前世紀の古典シリーズはこれで終わりでありますね」

「そこそこ最近の作品だが…『CROSS†CHANNEL』 (フライングシャイン)」
「去年の年末にプレイした、『夏夢夜話』(キッド)と同じライターの 方がシナリオ書いてる作品ですか」

「人は、いつかひとりで死んでいくものだし、個が個であることを 抗う様はもしかしたら虚しくて、個人の存在感はたやすく世界に 稀釈されて溶けていくものです。そこに、他人同士が繋がりを求める ことはもしかしたら難しいことかも知れない。けれど、そこに、 聞いてくれる誰かがいる限り、メッセージを発する行為は決して 無駄じゃなくて…」

「…あの、先輩?」
「すみません、本心から良かったです。この作品からあまりに多くの ものをもらった気がします。そういう訳で、

これについては今後茶化したりネタにするの禁止!」

「せっ、先輩ぃぃっ!?」
「よし、怠惰なゲーム生活終了! 俺は今日から造形と創作の日々に戻る!
「おおっ!」
「いい作品からもらった感動は、自分の作品を築き上げることで返す!  とりあえず『ザンサイバー』を書き上げて

はままさのりに返す!」

「なにげに『青の騎士ベルゼルガ物語』の影響認めてるであります!」
「ありゃ俺の原点なんだよ! そういう訳で今日の作業、新話用の 新メカ造るため、まずは流用パーツの組み立てから。今回は隠しだて せずに先に言います。簡易ながら可変メカ造ります



04年5月27日(木)

 平日休みです。んで「スーパーロボット大戦MX」発売日です。 発売が2ヶ月遅れたおかげでちょうど休日に合いました(本当 なんだよお!)。

 そういうことでさっそく朝のウチに予約してた店にてゲット、予約 特典の原作アニメダイジェストDVDから先に楽しむんですが、ダブル マジンガーとかシャインスパークとかキバドライバーファイナルアタック とかメイオウ攻撃とか「さらば師匠! マスター・アジア暁に死す」 とか見れて結構満足。てーか自分、「マシンロボ」のアニメ初めて 見たですよ…いかにもな80年代作画のアニメだったんですな(最近 この手の作画で頑張ってるの「グラヴィオン」ぐらいだし)。
 んで当然スーパー系男主人公で初期設定して、今回は主人公用ロボ の名前も変えられるのでコンマ05秒の迷いもなくザンサイバーと命名 してやりました。第1話はいきなり兜甲児TFOにて宇宙科学研究所へ。 今回は珍しくマジンガーの出番は後になる模様、山寺宏一の声の デューク・フリードに暴れてもらうです。
 んで2話、早乙女研究所が 宇宙人に襲撃されたとの連絡が! さっそく駆けつけるとムサシ死んでます。出番すらねえ! ともかく ムサシが我が身を犠牲にして守り抜いたゲッターロボG出撃!  なんだかんだ言いつつムサシの弔い合戦でまず涙。 「手前ェを逃がしたら、死んだムサシに申し訳が立たねえんだ!」 と画面に向かって絶叫しつつ、スパロボユーザーとして第2話の段階で つかみはOKです。
 続いて第3話、インターミッションのうちに ネェル・アーガマ及びガンダムチーム、そしてドラグナー三人組( ベン軍曹がいるのが凄く偉い!)も合流し、さっそく東京ジュピターから 神名綾人くん誘拐です。なんかこの時点でラーゼフォンとライディーンにただならぬ関連があるらしい なんて伏線が張られてるし。OPムービーですでにダブルゴーガン やってるしなあ。

 ともあれ第4話からは選択ステージとなり…いよいよ電童(大好き) 参戦!  ベガさんまで生身ユニット(バイク込み)として参戦するあたりの 豪快さに涙しつつ、もう今年は「スーパー電童大戦」にするの決定。 とにかく電童を中心に育てる、非常に味方ユニットのバランスが 悪いセーブデータになりそうですが…まがりなりにもオレ名前の ロボと電童が一緒に戦うってだけで「ぐわぁっ!」とコントローラー 握る手に力が入るってもんです。

 また今年もスパロボに燃える時期が来たなあと感慨にふけりつつ、 ともあれ自分の作業もやらなければならないのでゴッドガンダム 参戦の時点で堪えてセーブ…。昨日組んだ流用パーツの手足をゲージに 方眼紙に図面を書き、変形の要となる胴体を作るべくプラ板組み 開始。いえ出来ればプラ板組みの部分は最小限にしたいところですが。
(そういや今年のパッケージイラスト…とうとう大河原メカがなくなって しまいましたです。去年の「第2次α」はガオガイガー真ん中で 嬉しかったのに)



04年5月28日(金)

 今日も今日とて「スパロボMX」。ミサトとベガの声優ネタは お約束として(去年はガイキングのパイロットが♪牛丼ひとすじ〜と 歌ってたし)、ある意味電童最強のエピソード 「電気がない!」と「決戦!第三東京市」のコラボが凄すぎ!  行け、トウジ! 第五使徒を倒すため、 猛虎魂込めて発電用チャリをこげ! こぎまくれ!  ともかく作業時間を作るために中断です。


 そういうことで変形の要、胴体のプラ板組みです。


 現段階での変形状態。ご覧の通り推力中心の機体となる予定。今のうち から機体パーソナルマーク付き(大嘘)。あと肩に付くブースターは 100円ショップで買ったはし箱です。それっぽくディテール付ける 予定。



04年5月31日(月)

 2日間サボって、寄稿している同人誌の原稿書きしてました。 そういうことでこの寄稿者メンバーに引きずり込んでくれたにしあきら 様、お元気でやってますでしょうか? 「キノの旅」全13話の感想 そのうち聞かせてください。

 さて、原稿書きといっても1行書くごとに「スパロボMX」やってたり アニメ見てたりした気もしますが、とりあえず最終回まで見たアニメ 2本。

『真月譚月姫』11話「凶つ夜」、最終回「月世界」
 あー…そこそこ切なさが残るいい締め方したなあと思いつつ、 とりあえず今後見てみようという方にお勧めするのは、ショッキングに 物語の導入が展開する第1話と締めくくりは綺麗にまとめた最終回。 間の話はどうにか原作の同人ゲームを入手してそれで見てください。 あ、妹萌え傾向の方には第4話だけお勧めします。
 うーん…やっぱり原作ゲームの単なるファンとしては、あんまり 理想的とは言えないアニメ化をされちゃったなあというのが正直な ところでして。なんつーか、表立った伝奇アクション物の部分だけ 切り取って、原作の売りだった キャラの魅せ方ってのがおざなりになってたというのが 個人的許せなかったところ。話題性と良好な作画のおかげでソフト的 な売れ方は良好らしいけど、このタイミングを機に原作を商業作品 ゲーム化できんかったんだろうか? まあ、自分的にはわざわざ 購入した琥珀、翡翠フィギュアと原作ゲーム 「月姫」、「歌月十夜」があればもういいです(以前違コピして くださった方、ありがとうございました)。

『超重神グラヴィオンツヴァイ』
 蘭亭カントクがテープ送って下さったのが第6話以降だったので、 それ以前の話をレンタルで見てから通して見てみました。客観的にも どう考えても「馬鹿よ、まさしく大馬鹿アニメよ」って作品なんだ けれど、自分としては グラヴィオンの「スーパーロボット大戦」参戦を強くリクエストします。
 いやあ、どんなに大馬鹿に作られてるアニメとしても、やっぱり クリエイター側の本気が伝わる作品は凄く面白いんですよ。 大張正巳がどれだけこのアニメに賭けてたかってのが作品を通して ビシビシ伝わってくるというか、グラヴィオンのデザインが大河原 先生ってのは、この作劇においては大正解です。 肝心の大河原画稿は全然表に出てこないけど (泣)。
 大馬鹿な始まり方して、最後まで大馬鹿に徹した馬鹿騒ぎめいた アニメだったけど、その馬鹿騒ぎに乗っかってハシャぐには存分に 楽しいアニメでした。来年の「スパロボ」に「SEED」と 「キングゲイナー」は確定枠でしょうが、ぜひこちらも参戦し、 ラー・カイラムの中をメイドさんだらけにするのはもちろん、 スパロボ名物合体ムービーにて、サンドマンのカブキっぷりも含めて 格好良く合神してほしいと切に願うです(蘭亭カントク、ダビング ありがとうございました)。

 …さて、やっとのことで作業再開。頭部の収納ギミックの組み込みと 先日までのプラ板箱組み部分のヤスリ掛け。今回、出来れば プラ板工作はこのぐらいにしてあとは流用パーツ造形と行きたいもん ですが。


豪雪地帯酒店・第二事業部はものをつくりたいすべての人々を 応援します。

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