2004年4月


表紙へ


04年4月1日(木)

 昨日は送別会で泥酔してサボり…てーか、3月の31日に送別会を 企画するなんて普通に間違いすぎています。ちなみに明日は明日で 職場に転任されてくる方の歓迎会の予定…おぉ飲んだるわい!

 ともあれ飲み会の中日ということで、新聞のテレビ欄見て楽しみにしてた 「いきなり黄金伝説! 1ヶ月1万円生活4時間スペシャル」を横目に 作業です。4名の大して売れない芸能人を寄せ集めて、1ヶ月間 電気水道ガス食費すべての生活費を1万円だけで生活して、1ヶ月間の 生活費の残金がもっとも多い者が優勝というルール。
 そして、この番組の目当ては、なんてってもスペシャル版連続出場にて 毎回玉砕優勝経験無しのよゐこ、濱口 優の節約生活っぷり。

 他の参加者が「食料は激安スーパーでまとめ買い」、「お金の使い道を 計算した上での節約生活」とかまっとうな路線にての1ヶ月を送るのに 対し、濱口の「在るがまま、赴くまま」の生活っぷりと、「ヤバくなったら 海で魚捕って生活」のライフスタイルは今回も 健在! たまに他の挑戦者のマネして激安スーパーに行けば、ライバル 挑戦者の(大して顔テレビで見たことない)女性タレントとバッタリ邂逅。 彼女のふとした優しい言葉に舞い上がってひとりラブラブモードになるも、 途中経過で実は最下位になっていたり彼女の方からはなんとも思われて いないのを知ったりで、傷心のまま海生活へ 突入(来た来た!)。…おもろすぎるわ(笑)。いやあ、まさに 4時間のマサル スペシャルというか、モリ片手の漁生活での、荒波打ち付ける冬の海に 轟く「××(獲物)捕ったどー!」の決め台詞! 

 前述のマサルハートブレイクのくだりでは、なんかマジになって濱口 応援しちゃったというか、いやあ、いい意味で 視聴者の期待を裏切らない濱口の野生の芸人 っぷりは、視聴者の心を和ます希有な存在として今後もその野生児 ぶりには磨きをかけてってほしいもんです。

 それでテレビ横目の作業は、またも胴体〜頭へのディテール付けというか 、うーむ…あと1日ですべての工作作業、マジで終了しそう…。なんか こうなると作業を終わらせるのが急に惜しくなって来るというか、塗装に 入る前にトマホーク作っちゃうかなあ。



04年4月3日(土)

 昨日もやっぱり飲み会でサボりです。そういうことで今日の作業ですが… マジに今日1日チョチョイと作業するだけで、本体は全部終わっちゃう んだよなあ…なんだかなあ、別に今日中に終わらせて塗装開始しても 良かったんだけど、とりあえず武器ということでトマホーク作り始めました。 まずはプラ板で刃部分を切り抜き、久々にタミヤポリパテ引っ張り出して ペッタペッタ塗りつけ。



04年4月4日(日)

 どうにも塗装に入るのに燻ってたのは、納得できなかった部分を ほっとけなかったからだということに思い立ち、今まで納得してなかった 部分、膝パーツの接続部分を思い切って作り直しました。



 今までできなかったところ…膝パーツを使っての膝立ちポーズ。いえ このパーツのデザインで今までこれができなかったのが不思議と言うべき なんですが、これで狙撃時の安定性はガンダムEz−8並み、膝の 突出武器での膝蹴りポーズも更に決まりやすくなったです。あー… これで妥協すべきかどうかの部分がひとつ納得いったぁ。
 あと、昨日から作ってる武器ですが、



「ホットショット、新しいエネルゴンウェポンだぜ!」
「重っ! めっちゃ重っ!」

 そういうことで、昨日盛ったエネルゴンならぬタミヤポリパテを ゾリゾリと240番耐水ペーパーで削る作業です。おおまかに削った跡に 出てきた、大きな気泡にもう一度ポリパテ塗りつけ。劇中液体金属が 自己成形するという設定ながら、本体デザインに合わせたディテーリング が施される予定です。



04年4月5日(月)

 通販で注文したCD聞きながら作業です。


 もうハッキリ言うけど、めっちゃ嬉しい。「機動刑事ジバン」音楽集は、現段階で 渡辺宙明最後の東映特撮ヒーロー音楽なんだけれど(「戦隊」等の挿入歌 についてはボーカル曲ということで)、90年代半ばの東映特撮音楽CDの発売 ラッシュの中でも、何故かほぼ存在を無視された形だったので…今回の 復刻をわしゃ15年待ってたよ(感涙)。
 劇中、過去作品からの流用BGMが目立ったり(初期での 「対バイオロン法」を読み上げる時の音楽が「イナズマン」 の破壊シーン用BGMとか)、渡辺宙明が作曲してない挿入歌の使用が 目立ったり で(主題歌を含め、この番組中のボーカル曲については何故か渡辺宙明は まったくのノータッチ)、番組独自の音楽について印象が薄いのは仕方ない ところ…。
 もちろんかといって音楽の出来は初期「戦隊」や「メタルヒーロー」の 集大成とも呼ぶべき出来映えで、特にトラック13「迎え撃つジバン」 収録の一曲目は、番組中盤からのジバン登場シーンに流れた名曲。 重いシンセの打ち込みからヒーローの闘志を体現するように流れてくる ペットのソロが、対バイオロン法を読み上げながらのジバン登場を いやがおうにも盛り上げる! あと、やっぱりというかの 「レーザーブレードのテーマ」らしき音楽も用意されていたりとの発見も あって、劇中では主に主題歌をバックに揮われた必殺技ジバンエンドにも ぜひ使ってほしかったと悔しがったり。

「仮面ライダーBLACK」音楽集は、これも単品での復刻を待ち望んでいた 1枚。菊池俊輔の後を継いでライダー音楽に参加した作曲家川村栄二に よる重厚な音楽の数々は劇中にも印象深いものが多く、聞いてるうちに 「PS2/仮面ライダー 正義の系譜」ではもはや聞けなくなってた 南光太郎の鼻づまりかかった熱血声「ゴルゴムの仕業か!?」が脳裏に 甦ってきたです(含笑)。

 ともあれ単純なまでの東映ヒーロー物ファンとしては、こうしたもはや 手に入れること叶わない名盤の復刻という企画は大歓迎でして…個人的には やはり90年代半ばに発売されつつも諸事情で買い損ねていた「光戦隊 マスクマン」音楽集あたりもこのラインで復刻希望。

 ANIMEX1200 シリーズ

 さて作業の方は引き続きトマホークです。昨日気泡に盛った ポリパテをまた240番ペーパー で削り、さらに細かい気泡などにタミヤパテ盛り。なんかひたすら 溶剤くさい作業(ぷ〜ん)。



04年4月6日(火)

 さて、トマホークのタミヤパテも落としペーパー掛けも仕上げて、 接続用の手首を木部用エポキシパテで作ったりしてますが…。


 本体が塗装寸前の状態でやらない訳には行きません。 いよいよ変形公開です。







 …こうして変形させてみると、またまた作ってる最中は気にして なかった問題点がちらほら…いや構わねえから塗っちまえということでしたら 明日以降塗装開始しますですが…うーん(まだ悩)。



04年4月7日(水)

 とにかく変形させてみて気になっているところ、
「所詮ポリキャップ間接のため、変形して本体が寝た状態で脚部が 付け根から、脚部そのものの重量で垂れてくる」
 特に脚部そのものが鎌首の状態となるリュウサイバー形態においては 致命的な部分であります。


 ならば力ワザでどうにかします。太股のジョイント部にスライド式の 金属軸を、本体側に脚の回転する角度に沿った、差し込まれた金属軸を 固定する穴を穿ちます。これで脚部は変形時には完全に固定できる ようになり、変形の際の「脚部のヘタレ」を気にする必要はなくなりました。

 さて、固定シャフトに使った金属軸ですが、針金のような柔軟性も 無く、加工も容易でさらに軸自体をスライドさせる時指でつまむための ポッチも付いている。そんな都合のいい金属軸がありますでしょうか?  あります。



釘です。

 …ちなみに、前にも言ったと思うけど、ウチの母方の祖父は大工さん でした。ありがとう。じいちゃんの魂がわっしを救ってくれたよ…(涙)。



04年4月8日(木)

 脚部の副肢(ジュウサイバー時の脚部)の可動範囲を広げるためパーツを 削ったり、変形時の膝関節固定のための金属ピンを打ったり(いえ今日は 針金ですけど)。

 昨日今日の作業は、確実に効果をもたらしております(含笑)。



04年4月10日(土)

 昨日はじっくり映画見ててサボり…いえ、映画じっくり見ながら とうとう決断しました。

 本日より塗装開始…新造形版ザンサイバー、ついに完成に向かうことと します。

 元より「ザンサイバーSIDE-B」というコンテンツの集大成は、今回の 新造形版ザンサイバーの完成にあります。その、いよいよ最後の部分を 迎えるにあたって、やはり自分の中で躊躇は大きかったんですが…「 この程度か? この程度で12年作ってきた「ザンサイバー」の集大成 にする気か?」、「まだまだここの部分納得いってねーだろーが! こんな とこで妥協した仕事やってていーのか!?」とかは大いにありました。 しかし、ストーリーコンテンツのほうも本編中断して既に半年以上、 これ以上コンテンツそのものを停滞させないために、コンテンツの 集大成、いよいよ完成品を披露することを決断した次第であります。

 さて、実はいよいよ塗装開始にあたってこれまでの禁忌を破った ポイントがひとつ…。今回の塗装について、少なくとも青とグレーの 主配色部分については、いつもの水性ホビーカラーでなくラッカー系の Mr.カラーを使うこととしました。これは、元よりパーツ数の多さから 塗装そのものの作業量も膨大になることと、可変模型ゆえ完成後も 模型そのものに触れる機会が多くなるだろうことから、塗装の皮膜が 薄く塗料が剥げやすいという状態は避けたいという判断ゆえです。
 今日はまずは下地と本体色も兼ねるニュートラルグレーの筆塗りから。 さすがラッカー系塗料、塗ったそばから乾燥していってくれるので 作業が早い早い! でも、水性ホビーカラーに慣れきった身には、久々の ラッカーシンナー臭がキツすぎ…そもそも家族から「お前の部屋から シンナー臭い匂いがするぞ!」とか文句出たらどうしようとか戦々恐々と しておりますが。



04年4月11日(日)

 塗装中です。さすがに予想どおりというか、脚のパーツ数が多すぎて めっちゃ大変(泣)。



04年4月12日(月)

 塗装中です。3日目だってーのに、まだ基本色(兼下地色)のグレー 塗りが終わらない(泣)。



04年4月13日(火)

 塗装中です。ってーかやっと基本色(兼下地色)のグレー塗り終了…。 ちなみに、たかだかマスターグレードのガンプラサイズの模型なのに、 ここまででMr.カラーのグレー2本使い切りました(疲)。

(「真月譚 月姫」第9話「死。」、第10話「朱の紅月」)
 だーかーらー、5、6話のときも言ったと思うんだけど、1話分で済む 話をなんでわざわざ緩慢とマターリと2話分かけて作ってるんだろうなあ。 キャラの使い方 ひとつにしても、キーパーソンどころか完全にお飾り役の琥珀さんに、 ただのお助けキャラ扱いの翡翠と、きちんと原作ゲームやって「面白い」 と思った人間が作ってるとは到底思えない出来映えなのが…。現時点で 褒めるべきポイントは「作画映え」。そろそろ最終回だけど、きちんと 話まとまんのかよ?
 ところで、コレ借りた地元レンタル屋の人気ランキングで、コレがアニメ 部門の堂々1位…はいマジに。地元のみんな、話題性だけでダマされてるぞ 絶対! いやわっしみたいに意地になって借りてる奴がいるからなんだが。



04年4月14日(水)

 え? ミクロマン綾波付き「エヴァ」単行本9巻って、予約だけで店頭に 出る分ほとんどなし? ぐわっはぁ〜〜〜…

一生の不覚!!

 やっとのことで青部分の塗装に入りました…。「番長サッカー(主演/ 竹内 力)」見ながら色塗ってたら、あまりにおもろくて 手元が狂って筆がハミ出した(トホホ)。



04年4月15日(木)

 青部分塗装中。てーか6日間も塗装作業やってて未だに2色塗り終えてない というのがパーツ数を物語っているというか…これで乾燥の遅い水性 ホビーカラー使ってたらどうなったんだろう?



04年4月16日(金)

 給料日でついでに「キル・ビルVol.1」のDVDの発売日です。 いえもちろん買ってきたんですが、まだ封開けていません。昨日の夜に 知った横山光輝先生の訃報から、なんか今日は、それ見る気分に なれないもんで…。

 1日ボーっとした気分でいたら、蘭亭紅男スーパー特殊映像監督より 地元で未放映の新作アニメ版「鉄人」のビデオが届き、そちらの ほうを即座に拝見したら…、なんかこう、横山先生の作られた作品で 育った世代が、先生に対する最大限の御礼を自分たちの作品で 返してるような、アニメの出来の良さもあいまってそんな郷愁に捕らわれて しまいまして…不覚にも涙ぐんでしまいましたです。

「鉄人」の連載が始まったのが、横山先生がデビューされたすぐ翌年。 当時二十歳そこそこの新進気鋭の若者が描いた漫画が、半世紀に至る 時間を刻んで人々に愛され続けていることに最大限の賞賛と敬意を払うと ともに、 横山先生のご冥福を心よりお祈りいたします。おそらく、 横山先生という偉大な 先達なくして、このHPはたぶん生まれ得ませんでした…。

「ものを作る」という「創作活動」の停滞は、鬼籍に入られたクリエイター に対して申し訳が立たないという気持ちから作業は続けます。本日、 やっと青部分塗装終了。2色分のMr.カラー塗るだけで一週間 かけてしまいました。これについてはどうか「それだけのパーツ数」と 察していただければ幸いです。
(蘭亭カントク、ビデオありがとうございます。)



04年4月17日(土)

ゲルショッカー二大怪人サソリコブラ、カニシオマネキと戦う
我等がガンスリンガーシンちゃん。
だが、怪人の魔の手に捕らえられ最大のピンチを迎えていた。
危うし、ガンスリンガーシンちゃん!


「コ〜ブコブコブコブ…、ギュフフ、兄ィちゃん、可愛いツラしとんのお」
「シオシオシオシオシオシオ…、ウェッヘッヘッヘ、
兄ィちゃん、ちょっとキスさせろや〜」
「きゃー、いやんいやん誰かたすけてー、おかあさーん」


「待てぇぇぇーーいっ!」

「って、むむむ何者!?」


「綾波キィィィーーーック!」
(ずばーんっ)

「きゅう」


「綾波プワァァァーーーンチッ!
(がいーんっ)

「いやーん」


「綾波ルワイドァァァーーー
ブレイィィィーーークゥッ!」
(どっかーん)

「むぎゅう」
「あんこがでるよう」


「ありがとう綾波! えーんこわかったよう」
「あなたは死なないわ。私が守るもの」

ファーストチルドレン、綾波はクローン人間である!
彼女を量産したネルフは、人類補完計画を企む
国連直轄の機関である!
綾波は碇司令官の自由(好き勝手)のために使徒と戦うのだ!



 …ということで「エヴァ」単行本9巻オマケのミクロマン綾波 (浅井真紀氏原型制作)です。店頭販売分ほとんどなしとか聞いてて、 まさかと思って休日原チャリに跨り本屋さんイロイロ巡って みたら、平然と5、6冊平積みしてるところを発見…いやあ、 走り回ってみるもんです(ラッキー)。
 ミクロマンっぽい可動フィギュアとしては決して可動範囲が大きいとは 言えませんが、まあ決して上記画像のように派手に立ち回させるキャラ でもないし(笑)、膝とかの可動軸の位置も工夫されててなかなかの 出来。店頭販売分がまだ手に入るならお勧めです。頭を出来のいい 貞本ガチャ版とすげ替えるのもいいかも。
 個人的には武器持たせ用手首や武器セット(ミサイルが発射できる ロンギヌスの槍とか)、エントリープラグ型ゼンマイ走行ビークルや 零号機型ロボットマン、ネルフタワー基地とかイロイロ展開してほしいと いうのはありますです(にっこり)。

 作業の方は、爪部分などに塗るガルグレーと鬣(たてがみ)部分の 白を塗装始め。爪などは銀色でもいいかなと思ってたんですが、今回 爪の面積が広い分落ち着いた色調が良かろうとガルグレーになりました。 これと白の4色が、今回使用するラッカー系塗料Mr.カラーの すべてとなります。



04年4月18日(日)

 近所の公園の祭りで「デカレンジャーショー」やってて、部屋に 聞こえてくる主題歌をバックに、やっとのことで「キル・ビル」の DVD見てたり何故か「水夏」を突然再プレイ始めたり…すんまそーん!

 遊んでばっかいるけれど、作業の時間をないがしろにしてる訳では… いやしてる。絶対。ともあれガルグレー部分と白の塗装を終了させ、 今まで塗装上ハミ出していた青やグレーの部分をリタッチして、どうにか Mr.カラー塗装分は終了しました。そして水性ホビーカラーによる 他色部分へ。まずはアンテナ等のオレンジイエローから。ああっ、 やっぱり塗料の伸びがいーわー。乾燥はやっぱり遅いけど(カックン)。



04年4月20日(火)

 昨日は残業疲れでサボり。さて今日は、一気にやってまおうと決めて、 モンザレッド、特性燻んだ銀色(銀90%+青鉄色5%+黒5%)の部分 などの水性ホビーカラー塗装分、すべて塗装完了…。

 基本塗装、すべて終了しました。いよいよ明日はスミ入れ…ここまで 来るのに10日がかりだよ(疲)。その塗装の出来映えについては、ああ、 また「しっかりマスキングすべきだ」とか言われるんだろうなあ… 経験ある人もいるかも知れないから書くけど、筆塗りでマスキングすると、 マスキングテープ剥がした後の塗り分けのラインが(号泣)。



04年4月21日(水)

 そういうことでスミ入れです。今回は、何度か使っている水彩絵の具 +中性洗剤でなく、使い慣れたタミヤエナメルにて。これは水彩絵の具 がまだ自分の中で手法として確立してないのと、できれば完成品に 確実な効果がある仕上げを行いたいという意図。あと、今回部分的に、 以前模型屋でガンプラ買った時オマケでもらったガンダムマーカーを試してみました。これは 去年、地元の模型屋のイベントで(昨年8月のSIDE-B日誌参照)他の人が スミ入れに使っているのを見て、案外馬鹿に出来ないツールと思ったから。 実際使ってみると、なるほどちょっとした塗り分け上のはみ出しとか ライン一本引くだけで隠せたりで結構便利。
 拙い腕前のクセにイロイロ無節操な作り方してるなあとか自分でも 思いますが、そんな時、作業の合間にチョビチョビ再プレイしてる 「水夏」の、さやか先輩のお言葉が胸に染み入る…。

「好きにやりなさい。喜ばれると嬉しい、嫌われるのは痛い。 どっちでもいいから精一杯やって、胸を張りなさい」

 ………(涙)。



04年4月22日(木)

 昨日スミ入れでハミ出したタミヤエナメルの黒を、エナメルうすめ液を 染み込ませた綿棒で拭き取りました。
 Mr.スーパークリアーつや消しを二度吹きしました。

 え? あと作業するところないの? なにげに完成しちゃったのマジ ??(あまりに長々作業してたせいか、自分でも素直に実感が 湧かないです…)。



04年4月23日(金)

 そういうことで、ザンサイバーは完成…。いえ1日経ってもまだ実感が 湧かないんですけれど、ご存じのとおりこちらのコンテンツは、基本的に シナリオと模型は同時発表がルール…。

 新造形版ザンサイバーは、新話執筆完了と共に大々的に 発表させていただきます。

 そういうことで、新話登場の敵メカを流用パーツ造形で作り始めました。 いえそんなに気合い入れたものでもなく、1週間程度で仕上げるつもり。 「ザンサイバー」シナリオ最新話は、GW中の発表を 目指します。(悠長ぶち抜かしてすんまそん)



04年4月24日(土)

 敵メカ制作中。流用パーツの山から、使えそうなパーツを見つけて 組み上げていくって、プラモ改造の基本ながらこんなに楽しい作業 だったのか…ここ1年、ほとんどプラ板やエポキシパテとの格闘の 日々だったもんでつくづく思うです。



04年4月25日(日)

 敵メカ制作中。デタラメに接着し、組み上げた流用パーツの間を、 木部用エポキシパテを盛ってラインを繋げていく作業です。
 またヘンな機械獣がこうして形を成していく様は、結構やってて 面白かったりするです(にっこり)。



04年4月26日(月)

 てーきーめーかーせーいーさーくーちゅー(←ダレ気味)。

(今日見てたアニメ)
 女子キャラ萌え路線とか思わせつつ、3話に1回ぐらいしか女子キャラ が出てこない「スーパーリンク(当地2ヶ月遅れ)」の男気全開路線に クラクラしております。
 前作「マイクロン伝説」が無駄に(苦笑)文芸性高い脚本、構成を 誇っていただけに、今年は一体なにをやりたいのかまだよーわからん という不安も働いてるんですが、前半の主役(断言)アイアンハイドの 葛藤、ロードバスターとの軋轢と因縁など、この辺の男気くささは 漢アニメ「トランスフォーマー」として実に正解 (萌えキャラ目当てで見てた人は、相当挫折して番組視聴やめてんだ ろうなあ)。  



04年4月27日(火)


 そういうことで制作中の敵メカです。意表を突いたというか案外 あたりまえというか(どっちや!)、オーソドックスなまでに 機械獣です。

 まあ、大まかなカテゴリーで言えば70年代ロボットアニメに 当たり前のように登場していたメカ怪獣です。個人的、昨今の ロボアニメへの不満点のひとつとして、幾何学的デザインに凝った 奴とかオブジェみたいな奴ばっかで、こうしたいかにも悪メカ然 したメカ怪獣みたいな敵メカがほとんど登場してこないというのが ありまして…こうした奴等をリスペクトするのも「ザンサイバー」 でやりたいことのひとつであります。

 ともかくGW中にシナリオ上げる予定の新話では、こいつが ザンサイバーと怪獣プロレスをって展開になる予定ではあります (含笑)。そして本日の作業は、実はパーツの接着やエポパテ盛り といった工作作業はここまで。明日以降、エポパテ造形部分をペーパー 掛けで均したり、ともあれこれも早いうちに仕上げたいもんです。



04年4月28日(水)



「『CLANNAD』買ったどー!」

「兄貴、説明的ですがとうとう『AIR』以来のkey新作
『CLANNAD』発売日っスよ! Amazonから届いて良かったっスねえ」

「早く遊びてえ!」

「って、いきなりっスかー!?」
「うるせえ! 最初の発表から2年、「Kanon」からのファンとして
俺はこの日が来るのをひたすら待ちつづけてたんだよ!! あー

早く遊びてえんだよこんちくしょー!」

「落ち着いてください兄貴ィ! 完成した新造形版ザンサイバーの
発表どころか、新話シナリオも今作ってる敵メカもまだ未完成っスよぉ!
そもそもDVD-ROMのゲーム買ったのに、うちのパソコンにゃー

DVDドライブ付いてないじゃないっスかー!」

「CD-ROM版が発売されないってんだから仕方ないだろ。
貯金してあとで外付けDVDドライブ、ヤマ電あたりで買うから いいもーん」
「…そういや兄貴、『コン-バトラーV』のレーザーディスク買ってから
LDプレーヤーを、『第4次スーパーロボット大戦S』買ってから
プレステを、『電童』と『ダンクーガ』と 『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』の
DVD買ってからプレステ2買ったんでしたよね…」
「ソフトを先に揃えるのは、ハード購入の立派な動機だぞ。
そのおかげで今のAV環境やらが整っているんだからいいじゃねえか」
「でもどっちみち

『CLANNAD』当分遊べないことには変わりないっス」

「(…殴ろう)」

 そういうことで、今日の作業はちょこちょこっとペーパー掛けだけ。 思い立って、新造形版ザンサイバーをパチパチと撮影しました。 もちろん投稿狙いです (うまいこと採用されたとして、掲載のタイミングが合えば、 次回クリカニ直前の模型誌にてザンサイバー公表…にやり)。



04年4月29日(木)

 祝日です。今日は日本中で数万単位の人間が1日「CLANNAD」 ひきこもりしているであろうことにたまらない憤りを感じますが (悔)、こっちは健康的に原チャリで表に出て「キル・ビルVol.2」見てきました。

 観賞後のボーッとした感覚に苛まれつつも、ともかく作業は続けます。 ペーパー掛けどうにか終了。ああ、明日こそ、明日こそ…
(え? 塗装です)



04年4月30日(金)

 日本中で「CLANNAD」ひきこもりしている数万単位の皆さん、 わしゃきちんと仕事に出て帰って寝るまでの時間で創作 活動に勤しんでいるぞこんちくしょー!(号泣)

 そういうことで、ペーパー掛けを終えた模型にさっそく一次塗装です。 今回は下地のグレーも塗らず、いきなり筆で基本色をベッタベッタ… もう塗装に2週間もかけるのは嫌じゃ!(←切実)


豪雪地帯酒店・第二事業部はものをつくりたいすべての人々を 応援します。

表紙へ