2003年3月


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03年3月1日(土)

 そろそろストーリーのほうも進めないとと思い、第4話の執筆を 始めました。

 えっ、自分にとって生涯ベスト10に入るかもしれない名作 「Never7 〜The end of infinity(2000年12月/ ドリームキャスト)」がPS2に移植!? 「D.C〜ダ・カーポ」も、 期待していたドリキャスじゃなくてPS2に移植だし…。



03年3月2日(日)

 そんなことを言っていたら、「第2次スパロボα」の予約をした店で、 中古のドリキャス本体の価格が5千円台に下落しているのを発見してしまい ました(涙)。
 ともかく執筆は続きますが、うぅむ…当初の構想通りのモノを全部 入れていくと、内容が2話分ぐらいになる…(悩)。



03年3月3日(月)

 執筆中です。ただでさえ平日なのに、内容書くのに迷ったせいで、書く 速度が非常にダラダラ…。やはりこういうのは書く前の段階で内容を ビシッと決めて、一気にウガァァァッ! と書いていくのが一番ノリが いいですね。時間のムダもないし。

 RD魔王様から、冬ワンフェスで委託販売していただいたザンサイバー ガレキの在庫が帰ってきました。一応でも売れたのは感無量と言うか、 改めて魔王様、ありがとうございました。



03年3月4日(火)

 別に隠しちゃいないけど、かくして第4話、完成です。

 …以下は申し開き。ハイ前回までで初期設定紹介編を終え、今回は 謎かけ編というか伏線張り巡らし編です。ようするに、後に来るクライ マックスのための「つなぎ」なんですが…、

 難しいです。伏線を張るためのキーワードだかタームだかをバラ撒くのは やりたい放題として、それを、きちんと「物語」の枠の中に収め、さらに エンタティメントとして「話をきちんと面白く」しなけりゃならない。 そういう作業に詰まると、小手先のアクションと突拍子もない台詞廻しで 誤魔化す羽目に陥ると…(疲)。

 元々、説明とか情景描写とかを最低限に話を進めるためのシナリオストーリー というスタイルなのですが、やはりきちんと「話の作り方」という 勉強は必要なのですな。ともかく精進あるのみなのです。

 では、これで明日以降また可変ザンサイバー2003開発計画に 戻れます…って、今回も造形ヌキだ! まあ、新規 メカ造形とかしなくてもいい話なんですが(苦笑)。それでは第5話を よろしく。

 魔王様からいただいた「UFO戦士ダイアポロン」第8話のビデオを 見たのですが…ああっ、「ザンサイバー」に欲しいのはこの豪快さだよ!  やっぱりこの頃のロボアニメは、群雄割拠の時代というかおもろいですな 。「デストローーーイッ!!」(嬉笑)。



03年3月7日(金)

 すみません魔王様からいただいた「ダイアポロン」のビデオは11話でした 。ああ、なんてデストローーーイッ(平謝…トホホ)。

 そういうことで、4話の執筆を終えてなんともデストローーーイッなことに、 「スパロボIMPACT」を進めていたのですが…もう3週間もすれば「 第2次α」出るのに、まだ「銀河決戦編」に入ってないという…まだ30話 分以上も残ってるデストローーーイッ!  とにかくコレが終わらないことには “勇者王”や“磁石の威力”や“アンチボディ”で戦うこともままなりません 。いやそれ以前にコンテンツ用の作業も進めないと…デストローーーイッ (号泣)!

 ともかく造形作業のほうには戻ります。いよいよ胴体パーツのプラ板組み を始めましたデストローーーイッ(←済みません気に入ったフレーズな もんで)。



03年3月8日(土)

「マシンロボレスキュー」のハイパーポリスロボ、やっと買いました。

 手足になるバイクロボの脚の間接が動くので、ジョイント位置が動かせる のがいいですね。他のロボと組み合わせるとき、これが結構役に立ちます。



 そういうことで、その間接の具合を画像に収めました。こうしてネプ投げ (古っ!)も可能デストローーーイッ!

 あ、作業はきちんとやってます。胴体のプラ板組みを続けてます。



03年3月9日(日)

 胴体のフレームです。



 …しかし、まだ太腿と肩を繋げるパーツができてないという。ここだけの 話、そこそこ寸法は合うので、以前作ったガレキのパーツを使えば繋げ られるという。
 まあ、今回は間接可動より変形の方を優先しているので、その辺実は手間は かえってかかるんですが。

 久々に広川太一郎の声で「007」見ました。日曜洋画劇場デスト…(いいかげんやめます)。
 映画自体は、金のかかってない映像といい安っすい音楽といい、 「007」シリーズにおける「ゴジラ対メガロ」(意味深)といった 出来ですが、いえやはり“広川太一郎の声の007”というのが、子供の頃 から洋画劇場とかで慣れ親しんだ007のイメージなもんで、結構 楽しんで見てしまったと。

 …しかし、冒頭恒例のアクションシーンに出てきた“誰がどう見てもあの 敵”の声が、滝口順平だったらもう完璧だったのに(惜)。



03年3月12日(水)

 参加している同人誌(特撮系)の原稿を書き上げたので、造形作業に 戻ります。

 さて、第5話用の準備として、可変ザンサイバーの製作を一時中断、 久々に敵メカ造形です。これも一応共同原作者、蘭亭先生によるデザイン画 があるのですが、今回は流用パーツ造形で“らしく”作るだけ。

 作業効率化のためなんですが、しかしパーツ同士の“線”を繋げる作業 のために木部用エポパテ盛るから、結局作業量はイチから作るのと 大して変わらないと(泣)。



03年3月13日(木)

 自分はこの日を待ってました…超合金魂ダンクーガ購入資金に手を付けて (おかげでまだ買えてない…)、 今日この日が来るのををひたすら待っていました…。 “あの”大作ゲームの発売日です――仕事帰りにレッツゲーム屋!

ドリキャス用新規開発オリジナルゲーム最後の大作
「インタールード」 (NECインターチャンネル)本日発売!



 今後のドリキャスソフトの発売ラインナップを見ると、どうやら ドリキャス用に新規に開発されるゲームは、もう本当にこれが最後らしく …後の発売ラインナップはパソコンゲームからの移植モノしかない様子 (涙)。本体生産中止から2年、こうして専用ソフトの新規開発環境が 完全になくなるというのは…このハードを愛した人間としては寂しいもんです。

 もちろん今は造形と第5話執筆を優先させなきゃならないので、電源 入れるのは少なくとも第5話が造形込みで完成した後! そういうことで 第5話用敵メカ、飢空骸(ガクウガイ)…これから手首だの足首だの 背中のブースターだのとまた作っていくのですが、現時点で果たして 一体何のパーツを使っているでしょう?(ヒント、80年代作品敵メカ2種)

 …ちなみに、 このゲームのヒロイン役声優は、「ガンダムSEED」のフレイ様のおかげで すっかり名前を覚えた桑島法子さん。やっぱりブッチギレ系ヒロイン なんでしょうか(←いぢめる?)? 嗚呼っ、早く電源入れたいがために 作業を急ピッチで進めなければばばっ(愚)。

03年3月14日(金)

 そういうことで製作作業は進むのです。暖かくなってきたおかげで、気持ち 分だけ木部用エポパテの乾きが早くなってきたような…。デザイン上の ポイントというか、首の蛇腹を彫り込むのがなんとなく楽しいと。

 こういう部分こそ流用パーツが使えれば早いんですが…そろそろ 流用パーツのストックもとぼしくなってきたと。流用パーツ造形っても、 結局似た形のパーツがなければ自分で作るしかない訳で、その分の時間は… (泣)。



03年3月15日(土)

 のわにぃ〜〜〜っ!? 旧セガサターンマガジン(現ドリマガ)にて 最高のサターンソフトとして選ばれた名作
「EVE burst error」が、 6年を経てPS2にグラフィック、アフレコ等をリニューアルして移植 決定〜〜〜っ!?

 ひでぶっ! いやあ…間違いなく自分の人生を狂わせたゲームの1本、 こらまたどうしてもと言うか是が非でも期待してしまいますな…どうりで 最近ファンサイトが復活してた訳だ(喜)。ともかく、美少女といちゃつく 気分は楽しめないかもしれませんが、骨太にして固ゆで、そして 衝撃的な脚本は間違いなく大傑作です。

 あと、シリーズとして他に3本出ていますが、直接の続編 「ザ・ロストワン」はまぎれもない愚作。さらに数年後が舞台となる 「TFA」は脚本の破綻ぶりが…。「burst error」のプロローグとなる 「ZERO」はなかなかの佳作。ともかくシリーズ最高傑作が今回 リニューアルされる第1作というゲームなので(1作目の脚本を書いた ライターのスキルに、他のシリーズ書いたライター達のスキルが誰も 追いついてないという…)、もおこれが発売されるまでは 死ねませんですハイ。

 そんなこと言ってたら、去年のパソゲー移植系ドリキャスソフト最大の 問題作「綾波育成計画」もPS2に移植決定…え、 今度はアスカも育てられる んですか!? どう育てても、あの荒ぶるダイノガッツぶりは変わらないと 思うんですが…やっぱり買ってしまうんだろうな。

 ああ…造形/執筆の作業日誌だったはずがどんどんただのゲーム日記に… ともかく作業はタミヤパテ盛ったり手の爪をエポパテで作ったり。いちいち 流用パーツ捜すより、自分で作ったほうが早い場合もあるのです。できた パーツのクオリティーはともかくとして(落肩)。



03年3月16日(日)

 塗装寸前になりました。



 大きさは概ね、後ろのCD−ROM用ケースぐらいです。 獣骸怒(第1話登場)の時もそうだったけど、全身の8〜9割方流用パーツ で、プラ材、木部用エポキシパテで補うという形での製作工程なら、 このぐらいの大きさの模型で、平日挟もうが3〜5日ぐらいで ここまで作れます。 自分専用MSだの自分専用機械獣だのは、この方法で作るのが一番 手っ取り早いですな。特に、こうしてストーリーと並行で発表する場合は (苦笑)。



 ではいよいよ明日より塗装開始。第5話の執筆開始も早めに目指します です。



03年3月17日(月)

 いよいよ塗装開始!…の前に、実は今回、もう1個作らなけりゃならない ものがありました。

 まあそちらのほうは組立てだけ既に終わっているような物なので、 軽くパテ盛り、ペーパー掛けの作業だけですぐにオッケーのはず。 明日中にまとめて塗装開始と出来るよう、今日のところはくさくて 硬化後硬いタミヤポリパテの盛り付けのみ。

 何を作ってるって? ヒント、昔開発した…(含笑)。



03年3月18日(火)

 給料日で平日休み。ムダ遣いしろと言われてるようなもんです。 1/100イージスガンダムと「マシンロボレスキュー」のハイパー ドリルロボなんか買うてしまいましたとさ。



 ハイパーマシンロボ4セット分、とうとう揃ったので20体合体(嬉笑)。 自分が考えた合体という訳でもなく、リンク先 「DicisiveARM」代表やまぎし様から推奨された合体ですが、この合体の 弱点はただひとつ、一旦合体させるとまた元の20体にバラすのが面倒いって ことですな。

 もちろん休日に作業しない訳にはいきません。昨日書いた“もう1個”の ほうのペーパー掛けを終わらせ、飢空骸と2体併せて塗装開始です。 両方とも下地のグレー塗り。



03年3月19日(水)

 暑さ寒さも彼岸まで。昨日の休日、ポカポカ陽気でバイクでお買い物に 出かけられたと思ったら、今日はまた雪降ったです。暖冬と言っても流石 豪雪地帯、侮れん…。

 そういうことでがくっと気温も下がり、渇きの遅い水性ホビーカラー には非常にヤな環境でありますが、ともかく塗装は続けるのです。飢空骸 のほうは下地塗りを終えて基本塗装。筆塗りは日本人の美術の技巧です。

 そしてもう1体は…(まだ内緒)。



03年3月20日(木)

 飢空骸、基本塗装終了しました。あとはスミ入れとつや消しスプレー吹き を残すのみ。

 そしてもう1体は…(やっぱり内緒)。



03年3月21日(金)

(本日の給料日直後ムダ遣い)
 地元の中古ゲーム屋で安売りセールなんかやってたので、「サクラ対戦3 (ドリキャス)」買ってしまいました。人生初「サクラ」(苦笑)。 でもヒロインの声が日高のり子だからいいや。よーし、 このコンテンツの作業早く終わらせて、「インタールード」先にやろう。

 もう1体の基本塗装、両方のスミ入れ共に終了しました。あとは明日、 つや消しスプレー 吹いて完成。そういうことでいよいよ第5話の執筆も開始です。



03年3月22日(土)

 餓空骸、そしてもう1体(本編参照)、完成です。
 そして本編も上がりました。

 何だかねえ…済みません今回、書きたかったものが多すぎて饒舌に なり過ぎてしまいました。
 でもまあ、模型2個作って、やりたいことやっちまったという意味では 結構満足です(いえ自己満足で終わっちゃいけませんが)。

 一応、“もう1体”の方を説明すると、あれが自分が生まれて初めて 開発したガレキの、もうひとつの姿になります。

 そう、あのガレキって、ああして二通りに組み立てることができる、 コンパーチブルキットって奴だったんですな。

 まあ、今後もまたストーリー完結までに可変ザンサイバー2003の完成も 目指さなきゃならないし、それ以前にストーリーのほうも如何に面白く しなきゃならないか、毎度毎度言っていることですが、こういうのは本当に 試行錯誤です。

 ともかく明日からはしばしの造形休業と決定。久々にドリキャスに電源 入れられるです。ともかく来月以降になりますが、第6話もよろしく。

(餓空骸の“餓”の字が今までの日記と違ってる? すみませんわたくし、 ずっと誤字しておりました…恥)

 
豪雪地帯酒店・第二事業部はものをつくりたいすべての人々を 応援します。


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