2006年良かったモノ




「押忍先輩―、例年恒例今年の総括でありますよー」
「んー…あー、おめーら好きにやれ」
「また後ろ向きだーーーっ! であります!」
「せーよ! 今年なんか…今年なんか…
あまりに自分にとっての精神的支柱であった方々が続々と亡くなられて…
はっきり言って我が人生最大の厄年だ!
新潟県中越地震の時だってこんなに落ち込んだり せんかったわい!」



「………」
「ぶげっ!」
「っせえこのボンクラ野郎! と言ってるであります」



「………」
「ふんふん、そんなに手前ぇにとって大事な方々なら、
その人たちの 生きた証を確かに立てるのが残された者の役目だ。
泣いてる暇はねえ〜〜〜! 舵取りを必要としているようだぜ、 日本丸ってでっかい船がよ〜〜〜ッ!
と言ってるであります」
「うう、なんだかよー判らんがとにかく目が覚めたぜ。
よし、今年も行くぞ、締めくくりだ!」



●模型(ガンプラ)部門


「一発決定!  『1/100MGクロスボーンガンダムX1』 !」
「異議なしであります押忍!」
「いやはや…マスタークレードのガンプラ、買った当日に速攻で組み 立てるなんて何年ぶりだよ。元より『クロスボーン』大好きだったんで、 発売のニュースはまさに“夢が叶った瞬間”だったなあ」
「その他だと、今年は『MSイグルー』とか『戦場の絆』あたりの、 CG作品やゲームからの模型化アイテムが目立った気もするであります」
「ザクスナイパーやヅダのような、激シブかっちょええMSの活躍の 場が、セルアニメ以外の媒体に移ってるということでもあるんだが… 来年にはまた新作テレビシリーズも予定されているし、ガンプラが 新たに目立つ盛り上がりを見せることを期待しよう」

「その他目立った模型としては、新ブランドR−3第一弾となる 1/48レイズナーと、あとコトブキヤのシールドライガーが あったであります」
「実はシールドライガーまだ買ってないんたけど、今年は本家タカラ トミーのゾイドがネオブロックスばっかであんまり元気がなかった分、 今後のコトブキヤのゾイドシリーズには期待しております」
「とりあえず来年発売の新作、コマンドウルフぐらいは買いましょうで あります」

●TOY部門


「今年はイロイロ良作オモチャ多くて懐も相当痛かったけど、その中でも 金出した分はストレスなく楽しませてくれた 『轟轟戦隊ボウケンジャー 轟轟合体シリーズ』 を強プッシュ!」
「『仮面ライダーカブト・キャストオフライダーシリーズ』も、 オモチャの原点に立ち返ったようなシンプルな楽しさが物凄く 良かったですが」
「とにかく今年は、戦隊とライダーのオモチャが、バンダイの本家から スーパーの店頭で買えるフックトイに至るまで軒並み出来が良かった。 特撮ヒーロー関連なら、他には『リュウケンドー』のスマッシュヒットか」
「ゲキリュウケン、バカ売れしてましたであります…残念なのは、 フィギュア関連商品が後半リデコ展開ばっかになったことですか… ブレイブレオンの金型三度に渡る使い回しはある意味伝説を 打ち立てたであります」
「あと、これはイケそうと思ったのはやっぱり『武装神姫』。未だに 製品第1号『ストラーフ』難民(泣)」
「遊んでると、無性に『アムドライバー』の武器が欲しくなる(笑)。 でも今となってはそっちも入手困難」
「なんつーか、武器セットとかも出たり、商品形態が極めて 『変身サイボーグ』っぽい。旧タカラ製品のコンセプトが、時代に 合わせた姿形の変遷を纏おうと、数十年を経ても通用してるってのは 良い話だな。ともあれ『アムドライバー』のバイザーのリデコでいい から、乗り物系希望。あと逆にヒドかったオモチャ列挙。まず 『ムゲンエンジン合体シリーズ』」
「あの遊びがいのなさは、何の冗談かと思ったであります…」
「商品的クオリティは素晴らしいとして、正直企画が酷すぎたのが 『トランスフォーマーキスぷれ』」
「日本中の店先で、あのパッケージを前にした大きいお友達のみんなの 悲鳴が!」
「大嶋優木ってガチのトランスファンとして尊敬できるけど、 自分が商品作る側に立つとロクでもない商品作るな」
「こういうのもタカラトミー合併の弊害ってことになりますかね?」

「まあ暗い話題はさておき…食玩関係でも、『ぐりりんパンチャー』の 今後の展開があるかどうかはすげー気になる。とりあえず今年、 最も凄かった(楽しかった)食玩は 『ケロン軍脅威のメカニズムであります』 だなと」
「秘密基地オモチャさいこーっ!」


●ゲーム部門


「ゲーム部門について、年々ゲームやる時間そのものが減ってるんで 作品的な話題は避けるとして、(自分的に)でかいニュースでは 『ひぐらしのなく頃に』 の完結と、なんてってもKID倒産…」
「オーラス『祭囃し編』は、ある意味シリーズを通してやってきた人 のみ遊ぶ資格があるゲームというか」
「ともあれ足掛け3年に渡って楽しませてもらったですよ。 どうもありがとう!」

「そして… KID倒産 であります」
「さっ…寂し過ぎる(…orz)」
「間違いなく、ギャルゲー市場にとってひとつの時代が終わったで あります」
「今後、PCゲームの名作をコンシューマ機に移植という流れについて は、間違いなく影響が出る気がする」
「ぶっちゃけKIDが移植してたのは、決して名作ばかりという訳では なかったですが」
「でも『CROSS†CHANNEL』を家庭機移植し、その認知度を広めたのは 紛れもない大功績!」
「オリジナル作品も褒めましょうよう」
「『メモリーズオフ』と『インフィニティ』シリーズの新作が途絶えるかもしれないこと。これは本当に残念であります。ともあれ、自分のゲーム歴に大きな足跡を残してくれたメーカーさん。本当に今までありがとうございました」

●ネット部門

「これは今年からの新設部門だけど、とにかくネット上で1年間最高に 楽しませてくれたサイト、話題などについて」
「大きなニュースといえば、知人の方に誘われて遂に mixi 加入ですが…今年最も楽しんだといえば、やっぱり 『YouTube』 になりますかね?」
「これについては、ハマった理由は後述。とにかく、貴重な動画を 続々とアップしてくださるネ申と言うべき寄稿者の皆様に感謝」

●本部門


「久々にライトノベルなんか読んでしかもシリーズ揃えちゃったよ !  『涼宮ハルヒの憂鬱』 !」
「ハルヒキターーーッ! であります!」
「これはまた…アニメとの相乗効果とは言え、間違いなく当HPにとって 2006年を象徴する作品」
「ハードSFが生き残る術は、学園モノと萌えとツンデレという 最強の鎧を纏うことにあったであります」
「漫画では、最大の収穫は 『鉄のラインバレル』 。巨大ロボ物漫画 久々の巨編という書店の手書きPOPは正しかった!」

●アニメ部門


「第1話の出来を前に文句なし。 『涼宮ハルヒの憂鬱』 の二冠」
「YouTubeでアニメを見る、という最初のケースとなったのもこの アニメというか、続々と生み出されるMADの数もまた凄まじかった であります」
「今現在、角川の最大の稼ぎ頭らしいな…それだけ多くのファンに 多大なまでの影響を与えたんだよ」
「突出してこのキャラがいい、って作品じゃなくて、SOS団という 多重な要素を混在させたコミュニティそのものが生み出す摩訶不思議 な世界観に、この中に浸りたいぐらい楽しいという感覚を見る者に 与えるスタイル。これって『究極超人あ〜る』の後継者と言っちゃって いいでありますか?」

「メカアニメ部門なら、完結作品だけど 『ガイキングL.O.D』 。 東映ロボットアニメの復活を高らかに宣言した大名作」
「ロボ物はやっぱり熱血主人公でなければ!」
「今年秋以降のスタートでの期待枠は、 『Kanon』 『銀河鉄道物語〜永遠への分岐点〜』 の2本が来るな」
「『Kanon』、文句なくDVD全巻予約済み(笑)」 「あと、来年はやけにロボが来る。『GR〜ジャイアントロボ』に 『REIDEEN』。『ダンクーガノヴァ』に『鋼鉄ジーグ』。オリジナルでは 『ギガンティックフォーミュラ』に、ゲームからのアニメ化となる 『アイドルマスター』までロボ物になるとか。秋には『新作ガンダム』 も控えてるし」
「リメイク関係、目立つであります」 「2007年はロボの年! ネ申の皆様、どうぞYouTubeへの続々アップ、 よろしくお願いいたします」
「駄目じゃん!」

●特撮部門


「文句はないな?  『ウルトラマンメビウス』 !」
「異議なし!」
「前作『マックス』同様、過去のシリーズのリスペクトという意味合いも 強い番組だが…過去シリーズの重箱の隅をつつきまくる作風に、毎度 毎度泣かされてるよ」
「ただし、次のシリーズでは流石に同じ真似はできない。『メビウス』 の成功を受けて円谷が次にどんな『ウルトラ』を繰り出してくるか ? 興味深いところであります」


「話題提供という意味では、これまた文句なく 『仮面ライダーカブト』 。 快作!」
「最強の存在を主人公に、その主人公に振り回されるパートナーの 受難という意味で、『ハルヒ』と絡めて考察する人の多いこと(笑)」
「個人的にキョン=加賀美(仮面ライダーガタック)説は支持したい。 かなりな(笑)」
「名脇役・平成のモグラ獣人こと神代剣(仮面ライダーサソード)を 生み出したという意味でも侮れない番組であります」
「あと『リュウケンドー』の躍進が目立ったのと、『超星神シリーズ』 の完結が…」
「最終作となった『セイザーX』が紛れもない名作なだけに、完結無念 であります」
「『ゴジラ』もシリーズ休眠中だし、東宝スタッフの皆様にはまたぜひ 新たなテレビ特撮シリーズを立ち上げていただけるのを、声を大に 期待しております」



「では総評であります」

●模型(ガンプラ)部門…1/100MGクロスボーンガンダムX1
●TOY部門…轟轟戦隊ボウケンジャー 轟轟合体シリーズ
 (次点)…食玩「ケロン軍脅威のメカニズムであります」
●ゲーム部門…ニュースとして「ひぐらしのなく頃に」完結、KID倒産。
●ネット部門…YouTube
●本部門…「涼宮ハルヒの憂鬱」
●アニメ部門…「涼宮ハルヒの憂鬱」
 (メカアニメ部門…「ガイキングL.O.D」、期待枠…「Kanon」、 「銀河鉄道物語〜永遠への分岐点〜」)
●特撮部門…「ウルトラマンメビウス」
 (話題賞)…「仮面ライダーカブト」
●流行語大賞…「俺は××でも頂点に立つ男だ」
●本年度10大ニュース第1位…「各界偉人、続々と逝去」



「流行語大賞なんかいつの間にやってたんでありますか…?」
「『キャストオフ』でも『にょろーん』でもなく、ウチのサイトでは 『俺は××でも頂点に立つ男だ(仮面ライダーサソード/神代剣)』 に決定。どうせだから、今年の創作上キャラクター大賞も 『仮面ライダーサソード/神代剣』に決定」
「また賞増やしてるよー!」
「長門よりもみくるちゃんよりも坊ちゃま。とにかくもー、今年1年 これほど視聴者から愛されたキャラはそうそういないよ。あの最期にも また滂沱でよお…」

「あと、10大ニュースとか言ったって、他の9つは何処に?」
「イベントの電動模型相撲大会『電動ファイト』で頂点に立つ男に なったとか、ハルヒファーストインパクトとか、KIDの他に ねこねこソフト解散とか挙げれば出てくるけど…それでも今年は、 あまりに多くの、当HPにとって大事な方々が亡くなられたよ…」
「佐々木守先生、伊福部昭先生に曽我町子さん、.岡田眞澄さん 、鈴置洋孝さん、.丹波哲郎さん、折田至監督、戸谷公次さんに 曽我部和恭さん、ロボ師佐藤拓さんにバッテン荒川師匠、はらたいら 先生、仲谷昇さんに岸田今日子さん、青島幸男先生、 宮内国郎先生に実相寺昭雄監督、そして…石川賢先生…」
「もちろんその他多くの鬼籍に入られた皆々様より、当HPを形作るに 当たっていただいてきた多大な影響は計り知れません。謹んで ご冥福お祈りいたします」

「ウウ…今年はなんだか切ない話題で終わりそうであります…」
「無理矢理ベクトルを明るい話題に矯正する! 2007年の野望、 もー決定だけどまず地デジ対応HDレコーダー買う! 職場の弘済会で!」
「真面目に稼いで、出来たらパソコン(本体だけ)買い替え! Vista 対応! あと『スーパーロボット大戦W』に備えてニンテンドーDSも!」
「今年も新作ガレキのイベント完売狙う! あとザンサイバー完結! (むりっぽい)」
「自分でプラモ使った動画とかにも挑戦したいであります!(マヂで)」
「この世は荒野だ! 唯一野望を実行に移す者のみがこの荒野を制する ことが出来るのだ!! そういうことで2007年の第二事業部は、まずは 20年来溜めたビデオテープの整理からはじめたいと願いつつ、 豪雪地帯酒店・第二事業部、2007年もよろしくお願いします」
「なにげにサイト5周年の節目であります押忍!」



豪雪地帯酒店・第二事業部はものをつくりたいすべての人々を 応援します。


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